2009年11月アーカイブ

蛸安 岡崎店

| コメント(0) | トラックバック(0)
たこやきですわ。

最近、しゃべくりセブンとかで2度ほど
チュートの徳井くんが「日本一うまいたこ焼き」と
紹介してるのを見ました。

うちの相方が蛸好きでして蛸安と蛸虎は
夜に小腹が減った時ちょいちょい行きます。
けど、テレビでやってたようなでっかい蛸なんか
入ってたことありません!!
外はカリカリ中はトロ〜リ系でまぁ美味しいですが
日本一にまだ出会ってないので、暫定一位ってとこでしょうか。


夜はテレビで映ってた店主ではなく
そのとなりにいたおっちゃんと奥さんらしきおばちゃん
ふたりで営業してるんですが
ふたりともどことなくぶっきらぼうで
おっちゃんなんか、ヤクザ映画に出てそうな強面です。
多分マヨネーズ出しすぎたら半殺しにされます。
ウソだけど。

一度、注文ミスがあった時におっちゃんの愛想笑いを
見てしまったのですが

 笑 顔 が 恐 か っ た で す (笑)



けど、冬場に店前で若者数人が順番待ちをしてた時なんかは
2階にある更衣室だか物置だか「そんなとこで良かったら
上がって食べて行き〜」と優しい対応をしてくれる
とてもイイ人たちなのです。

たこ焼きは、特別ではないけどボチボチ美味しいし
おっちゃんの強面も何故かまた見たくなるのです。
歌野晶午氏の作『葉桜の季節に君を想うということ』で衝撃を受けて以来、
『さらわれたい女』に続いて3作目。

読書っていうのはドラマや映画のような映像がない分、
脳内で自由にイメージできるのが楽しみのひとつでもあると思うのだけど
その「楽しみ」をうまく操るのが歌野作品。

この「女王様と私」でも操られっぱなしです。
主人公はかなりオタクをこじらせたロリ男。
ツンデレでお兄ちゃん大好きな「妹」の実態はフィギュア。
造詣深い専門分野にはむやみに饒舌であったり
シャツをインしていたり、挙動不審な佇まい、いかにも
「オタク」「喪男」といった主人公の描写に笑ってしまう。

そんな主人公が出会った美しくもドSな女王様。
彼女の周りで起こる殺人事件から彼女を守るために
ロリ男は果たしてヒーローになれるのか!?

どうなるの?なんでだったの?
先の読めない急展開にグイグイ引き込まれる作品。



ネタバレ---------------------------------------------------------------
可笑しくも痛快なミステリーコメディかと思いきや・・・
世界の「神」になったり「切り札」と称する何でもありの
急展開カード、しかも4回までと決めるのも「神」である主人公。
非常識を通りこしてブッ飛んでいる女王様の母親も登場。
すっかりストーリーがゆがんで現実味をなくした
「真藤数馬のめくるめく妄想」という章。

妄想がめくるめいてるのは早い段階で分かっていたつもりなのに
そこまで戻るか!という展開。。。
しかもなかなか後味の悪い終わりなのだけど、
"ネズミ人間"てのはこういう世界に出て来るのかもしれないな
という不気味さを垣間せる作品でした。


北白川・セモリナ

| コメント(0) | トラックバック(0)
北白川に移転される前から相方とチョイチョイ行くお店です。

移転前はカントリー調のインテリアでしたが
新しくなってからは少し照明を落とした大人っぽいお店になりました。
女の人が好きそうな感じなんでデートにいいかもです。

いつもアンティパストを3〜4品とマルゲリータ
とパスタを注文します。
最近はそれにソフトドリンク2杯をセットした「ディナーセット」の方が
ちょっとおトクなのかも?って事に気づきました。
二人分のサラダとパンも付いて4580円?だったかな?
追加でパンナコッタやカタラーナ、クレームブリュレをセットする事もできます。

この日はアンティパストをピクルスとパテと生ハム、
パスタはエスカルゴバターと魚介のパスタを頂きました。
相方も私もここのピクルスがお気に入りなので毎回注文します。
甘みと酸味のバランスと味の濃度がストライクど真ん中。なのです。

パテは何かのお肉と鶏レバーに、何かが入ってて
美味しいけど何が入ってるのかわからないw
臭みもなく赤ワインにピッタリ。
「ドッグフードみたい」と食わず嫌いの相方も結局半分食べました。

生ハムはどことなくチーズのような熟成された風味があって
塩から過ぎず、ルッコラと相性がいい。

エスカルゴバターってのは、カタツムリから取った脂・・・
とかではなく、エスカルゴのオーブン焼きとかに使っている
パセリやスパイスを練り込んだバターのこと。
あさりと貝柱の旨味がまろやかリッチになっていて
アサリバターのラグジュアリー版て感じでしょうか。

石窯があるのかどうかわかりませんが
ここのピザはパリパリの極薄タイプで美味しいです。


オーナーシェフこだわりのメニューが揃っていますが
ボトルワインも厳選されていて、この価格では出ませんよ
っていうお値段で提供されてるそうです。
禁酒中の相方に遠慮してカラフェで我慢しておりますが
もちろんハウスワインも美味しいです。

毎回21時頃に行くので品切れ続出。
けど夜遅ごはん派には嬉しいお店。



グルメサイトなどにはまだ反映されていませんが
9/18から平日のランチをやめて夜の営業時間を延ばされたようです。
ちなみに週末はランチ営業ありで夜は22時L.Oだったかな?
ちょっと早く閉めるそうです。


以前、楽天でおいしい牛肉を探していて気になっていたお店、
近江牛「わんどの牛」キッチャン。
うちの地元に実店舗、というか鉄板焼きのお店があったので
先日行ってみました。

入り口から重厚な作りの高級感あるお店。
平日だったせいか、他の客さんもすくなく寂しい感じで
通されたテーブル席。
鉄板。そう、鉄板焼きのお店だから。

楽天で焼肉用のお肉を探していたせいでてっきり焼肉屋だと
勘違いしておりました。
焼肉屋はもっと賑やかな方が活気があっていいけど
ここはちょっとオトナっぽいお店なのでしょう。
壁際の席はベンチシートになっていてカップルに良さそう。

店員さんはお若いけれど、言葉使いも丁寧で、
お肉について質問するとよどみなく答えてくれます。
そこらへんの焼肉屋ではそうはいきません。
とても好感を持ちました。

塩タンと天肉、サガリ、〆に盛岡冷麺と石焼ピビンバ。
HPの写真にもあるように、盛りつけもキレイ。
塩タンの葱は何葱と仰ったかな?白髪葱にしてあり
焼くと甘みが出て美味しい。(と店員さんが教えてくれた)

天肉はタレ焼きで多分ホルモン焼きの味付けかな。
焼いてから提供されます。甘いのが苦手な私も美味しく頂けました。

サガリは、3つある横隔膜の真ん中で、下がってるからサガリ
といいます。(と店員さんが教えてくれた)
要はハラミの兄弟で、ハラミより弾力があってあっさりしてて
これも気に入りました。

石焼ピビンパは、おこげを作ってくれという相方のリクエストで
熱々の石鉢にご飯をなすり付けて焦げ待ちしてたのですが
どこからともなくやってきて「混ぜましょうか?」と
アシストしてくれる店員さん。いい接客だ!
お味も申し分ない。一緒についてくるスープはわかめスープとかでなく
恐らくテールスープかと思われます。

盛岡冷麺は初めてだったのですけど、韓国冷麺もあまり食べた事がないので
違いはよくわかりません。スープは薄味だけど麺に味がついてるのかなぁ?
何かの旨味が口に広がる。

それからキムチ。
キムチは「ほしやま」の"こってり"と決めていて浮気はしない主義なのですが
相方が注文したのでつまみ食いしました。
愛人ができてしまいました。
浅漬けなのに何これ美味しい。3日後どんな味に変化するのかと
ワクワクさせてくれるキムチでした。


ただ!
BGMが韓国ポップスでですね。。。。
アダルトなお店のしっとり感が台無しなんですわ。
うーん、残念。

このアーカイブについて

このページには、2009年11月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2009年10月です。

次のアーカイブは2009年12月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。